ボンネファンテン美術館

ボンネファンテン美術館(オランダ・マーストリヒト)
http://www.bonnefanten.nl/

12 13
15

1992年2月に調印された欧州連合条約、通称「マーストリヒト条約」で
一躍世界的に有名になった町、マーストリヒト。

ドイツとベルギーの国境に接し、マース川河畔に開けているため
多数の国の侵略にあい、長い間フランス、スペイン、ベルギーなどの占領下に置かれた。
1632年のオランダ独立戦争以来、マーストリヒトはオランダ領となる。

町には当時を偲ばせる市壁や城壁、大砲の跡が多く残っている。

ボンネファンテン美術館では、周辺で発掘された考古学的遺物の展示の他、
ブリューゲルやルーベンスなど16~18世紀のヨーロッパを代表する画家達の作品、
現代アートの素晴らしいコレクションが鑑賞できる。

多くのプロジェクトを世界中で抱えたまま
66年の生涯を突然閉じることになる2年前の1995年、
「たまたま建築家になった詩人」アルド・ロッシはマース川に面して時代の融合を感じさせる
サイロのような塔をもつ特徴ある美術館を完成させた。

マース河畔に建つ、歴史とアートの格納庫。

※内容が事実と異なっている場合や、運営者への応援などはこちらのフォームから